福山循環器病院の紹介

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生理検査課

超音波検査

心エコー

数メガヘルツの超音波を使って主に体表面から心臓内部をリアルタイムに画面上に抽出する検査です。この検査では心臓の動いている様子がリアルタイムに2次元の画像として見えるため、心臓の大きさ、内部の構造、あるいは各部の動き方など様々な情報を得ることが出来ます。

また超音波のドップラー効果を利用することにより、心臓内の血液の流れ方、血流の速さ、方向などをカラー表示したり、波形としてとらえることが出来るために弁の逆流や欠損孔の有無、血管内の血流、さらに心臓内各部の血圧を推定することが出来ます。

この検査は超音波を利用しているため人体にはまったく害が無く妊娠していても可能ですし、何度も繰り返し行えるのも大きなメリットといえます。

目的

心臓の超音波検査では、超音波を当てることで心臓の形や大きさ、動き、心筋壁の厚さ、弁の動き、組織の性状などがわかります。この検査は心筋梗塞・心筋症・心臓弁膜症・先天性心疾患など、循環器系疾患すべの診断に役立ちます。

  • TOSHIBA ARTIDA 2台
  • PHILIPS IE33 1台
  • PHILIPS HP4500 1台
  • PHILIPS HP5500 1台
  • GE Vivid-7 2台
  • GE Vivid-i 1台

ABI / PWV (足関節・上腕血圧比 / 脈波伝播速度)

両手足の血圧を同時に測り、血圧の比を測定することにより、血管(動脈)の狭窄・閉塞を調べる検査です。また、脈波(拍動の波)の伝わる速さを測定し動脈硬化の進行など血管のしなやかさを見ることにより、血管年齢がわかります。
検査は、血圧を測るのと同じくらい気軽に受けられます。両手、両足首の4ヵ所の血圧を同時に測定するだけなので、ほとんど痛みはありません。薄手の服ならそのままで検査できます。

目的
  1. 下肢動脈の狭窄・閉塞の評価
  2. 閉塞性動脈硬化症のスクリーニング・術後のフォローアップ
  3. 大動脈炎症候群、鎖骨下動脈閉塞など上肢動脈の異常
  4. 動脈血管壁の硬さの評価
  • OMRON Colin form First

安静時心電図検査

心臓は心臓内にある発電所(洞結節)から発生した電気信号が心臓内を伝わり、休むことなく拍動を続けています。この微小な電気信号を体表面から波形として記録したものが心電図です。心電図は特に不整脈の診断には欠くことのできない重要な検査であるとともに、心臓の検査としては最も基本的な検査といえます。

目的
  1. 不整脈 (脈の乱れ、心臓のリズム異常)
  2. 狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患
  3. 心房、心室の肥大・拡張
  4. 心臓病の進行・回復状態の診断
  5. 薬物中毒
  6. 人口ペースメーカーのチェック
  7. 電解質異常など
  • GE Cardio soft

ホルター心電図検査

心電図を24時間記録する検査です。症状があっても病院に来た時には治まっているもの、あるいはだいたい決まった時間に発作を起こすものなど不整脈や狭心症には特に有用な検査法です。そのほか薬の効き具合、ペースメーカーの動作チェックなど幅広く行われている検査の一つです。

目的
  1. 無症状の不整脈や虚血性心疾患の発見
  2. 発作時の心電図変化・出現状況
  3. 不整脈の出現様式
  4. 薬効評価:抗不整脈剤や抗狭心症剤等の治療効果
  5. 人口ペースメーカーの機能評価  など
  • GE SEER Light 5台(レコーダー)
  • GE SEER Light WP 4台(防水レコーダー)
  • GE MARS 8000 1台(解析機)
  • GE MARS PC 1台(解析機)

イベントレコーダー

症状があっても比較的回数が少ない場合に一週間ほど記録器をお貸しして、症状が出現した時のみ心電図を記録する装置です。一般的な記録器は記録スイッチを押してから記録が始まりますが、このイベントレコーダーはスイッチを押すと、少し時間をさかのっぼて記録を開始しますので、確実に症状のあった時の心電図を記録することができます(ループメモリー機能)。
記録器は手のひらに載るほどの小さく軽いもので、お風呂に入る時以外は常に電極をつけて過ごしていただき、症状が出現したら記録ボタンを押していただくだけの簡単な検査です。

目的
  1. 不整脈症状が出現している時のチェック
  2. 心筋梗塞後のフォローアップ
  3. 抗不整脈治療の評価
  4. 心臓病患者のモニタリング
  • CARD GURD Event Recoder 10台

ペースメーカーチェック

主に当院でペースメーカーを植え込んだ患者さんを対象に、ペースメーカーの状態(設定通りに作動しているか、また電池の残り具合など)を定期的にチェックしています。
基本的には毎週土曜日をチェックする日にしておりますが、諸事情によっては診察日に合わせて行うなど臨機応変に対応しています。

運動負荷心電図検査

マスター2階段試験

凸型の2段の階段を昇り降りすることにより心臓に一定の負荷をかけて潜在する心筋虚血(心筋への酸素供給の不足状態)があるかどうか、不整脈が変化するかなどを判定する検査です。

目的
  1. 狭心症などの虚血性心疾患の診断
  2. 冠動脈疾患の治療効果の評価
  3. 心筋梗塞後のリハビリテーション
  4. 不整脈の出現様式

トレッドミル運動負荷試験

「トレッドミル」というベルトコンベアーの上を歩行する運動負荷試験です。負荷量が多く、おもに不整脈の出現様式や狭心症など虚血性心疾患の判定に行われます。また、心筋梗塞後の心臓リハビリテーションにも利用され、専用のプロトコールで実施されています。検査中は心電図や血圧をモニターしながら行いますので比較的安全に行える検査です。

目的

運動負荷を加えることにより、安静の状態では出現しない異常(虚血の有無、不整脈の出現の有無、出現様式)を診断したり、体力の評価に基づいて日常の運動レベル範囲(運動耐容能)も分かります。また、心筋梗塞後のリハビリ目的としても行われ、治療効果も確かめられます。

  • GE CASE 1台

加算平均心電図

通常の心電図(mV単位)では記録されないもっと小さな微笑電位(μV単位)を調べる検査です。これにより心室遅延電位の有無を確認します。

目的

心室頻拍など、重症不整脈の出現を予知することができます。

  • GE Cardio soft

呼吸機能検査

呼吸計(スパイロメーター)を用い、肺活量や肺・気管支の状態を調べる検査です。

目的
  1. 肺活量や肺の機能が低下していないかどうか、気管支が狭くないかなど
  2. 外科手術を受ける際、呼吸管理のため
  • CHEST CHESTGRAPH HI-105

眼底カメラ検査

いろいろな全身疾患(高血圧症、糖尿病など)では眼底そのものや眼底の血管径、走行に様々な変化が現れます。このため、これらの疾患の判定や進行程度を知るのに眼底検査は非常に有用な検査といえます。当院では無散瞳式(瞳を大きくさせる点眼薬を使わない方法)で、CCDカメラによる写真を撮影しますので、ポラロイド写真のようにフラッシュの光が強くありません。

  • TOPCON

脳波検査

脳は活動にともなって微量の電流を流し続けていて、その電位差は頭部の表皮上で変化しています。頭に電極を付け、電流を導き出し波形として記録する検査です。

目的

脳血管障害、てんかん、意識障害など脳の異常が疑われる場合に行います。


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