福山循環器病院の紹介

ドイツ・シーメンス社製CT装置『SOMATOM DRIVE』

最新のCT装置導入
従来のCTよりも患者さんにやさしく正確な検査が実現できます。

  • 心臓撮影の性能向上
    2管球システムにより75msという高い時間分解能があるため、心臓のような常に動いている臓器に対しての描出に優れています。
  • 撮影時間の短縮化
    秒間450mmを超える高速撮影を可能としたため、広範囲を短時間で撮影することができます。
  • 患者さんへの負担軽減(低侵襲)
    低管電圧において1.5Aの管電圧設定が可能なハイパワー型のX線管球の採用しているため、低被曝でかつ少ない造影剤量で検査が行えます。

この装置では、数秒の息止めで心臓・血管の撮影が可能です。全身撮影を短時間に行うことができます。

心臓CTについて

虚血性心疾患とはどんな病気ですか?

心臓は冠動脈と呼ばれる動脈で栄養されてます。その冠動脈が詰まったり、狭くなったりすると、胸が苦しくなったり、心臓の機能が衰えたりして、心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患と呼ばれる病気になります。ご存知のように突然死に至る可能性のある大変危険な病気です。

虚血性心疾患を診断する方法は?

近年まで冠動脈を直接診断する方法は、カテーテルと呼ばれる管を、手や足の動脈から直接冠動脈に入れて造影剤を使いレントゲン撮影する方法しかありませんでした。これは、患者さんの体への負担が大きく、それによる危険性も多くある検査でした。しかし、現在ではCTで診断可能となり、危険性の少ない検査として注目を集めています。

心臓CTはどのように検査するの?

肘の静脈より造影剤を入れ、心臓の動きに合わせてタイミングよくCT撮影します。検査は準備などに多少の時間がかかりますが、心臓の撮影は10秒程度の息止めで終わります。

心臓CTは誰でも検査可能ですか?

残念ながら10秒程度の息止めが出来ない方は難しいです。また、不整脈など様々な条件で画像などが乱れることがありますが、基本的には息止めが出来れば誰でも検査可能です。また、CTは日進月歩で進化しており、当院も世界最先端のCTを導入しており、より正確に、より画像の乱れの少ない検査が可能になりました。

心臓CTの危険性の少ない以外のメリットはなんですか?

心臓CTの最大のメリットは、早期発見、病気予防可能なことです。カテーテル検査でも判らなかった、急性心筋梗塞の原因となる血栓の診断が可能であることです。もちろんCTですので、いろいろな臓器の診断も同時に可能で、活用次第で様々な心臓の病気や手術前後の検査に役立ちます。

心臓CT撮影後の治療方法は何ですか?

早期発見可能ですので、軽い病気なら薬を飲むだけの治療も可能です。ただ病気が進行していた場合は、カテーテルでの風船治療やバイパス手術が必要となります。

どのような人が心臓CT検査を受けるべきですか?

何度も言いますが、早期発見が可能で、危険性の少ない検査ですので、症状のある方はもちろん、健康診断で動脈硬化が疑われた方など受けてみられたら良いと思います。心臓CTのもう一つの特徴として、「心臓CTで虚血性心疾患はありません」と言われた方はほぼ間違いなく虚血性心疾患にはなっていないと安心していただけることです。ただ暴飲暴食しても大丈夫ということではありませんよ。


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