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循環器内科 専修医(卒後3年目以降)募集

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病院の特徴

晴れの国 岡山とほぼ同じ瀬戸内気候の穏やかな天気に恵まれた広島県第2の都市、福山市(福山市圏域として75万人)にある循環器専門病院(56床)です。現在は岡山大学・広島大学の医局から医師の派遣(循環器内科医の半数)を受けていますが、それ以外の大学からの派遣医師、全国公募で参加した医師も在籍し、多国籍軍の形態をとっております。

当院は毎朝心臓血管外科医5名と一緒に医師全員で前日のシネを検討して情報公開のもとに治療方針を討論しており、外科医とのチームワークは極めて良好です。

また、日本で最初に半導体心筋シンチ装置(Discovery)を導入し、pressure wireでも虚血をチェックしておりますので、適応をきちんと守った正しい虚血性心疾患治療を行っています。

不整脈治療も専門医により心房細動のカテーテルアブレーション150件以上をこなし、不整脈治療専用のカテーテル室に最新の機器を備えておりますので、アブレーターとしての実力もつけることが出来ます。

末梢血管治療も、専門医が難度の高いEVTをやすやすとこなしておりますし、備後地区で唯一のTAVI認定施設でもあります。

侵襲的治療のみならず、心リハ学会評議員も2名おり、心臓リハビリテーションセンターも開設して、理学療法士4名を雇用し、虚血性心疾患発症予防にも力を入れております。

研修について

教育体制としては、循環器内科に海外留学経験者が4名おり、中堅クラスの医師が多く、『愛育』を基本にしています。また、当番制ですので、休日はしっかり休め、福利厚生も海外旅行を含めて充実。学会参加費用は、海外を含めて、聴講のみでも病院負担が原則です。平成25年~26年にかけ当院から1名海外留学(イタリア)し、平成27年~28年にはイギリスに留学者を派遣しております。

初期研修終了後(2年生・3年生)~8年目前後の、数名を募集しており、年度の中途からの勤務も可能です。

なお、循環器はチーム医療ですから、きちんと対面して会話した上で、採用を決定しております。是非一度見学を申し込んでください。

勤務中 循環器内科のこぼれ話

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。 福山循環器病院で勤務を始めて早数年、医師となりまもなく10年目にさしかかりそうな循環器内科一般医員です。当院勤務に興味をお持ちの内科の先生向けの文章になります。

ここに来る経緯ですが…。私自身医局に属しておらず、2年間の研修医終了後はなんとなくぼんやりと(心臓血管外科がない)関東方面一般病院の循環器内科として勤務していました。後期内科研修終了時に一般募集をしている病院を探していたのですが、ご存知かと思いますがやはりカテーテル件数の多い病院は医局派遣がメインの所が多いです。

ところがここは毎年中四国有数のPCI件数を維持しているにもかかわらず一般公募をしており、見学のお願いをすると院長先生は夏休み期間中にもかかわらず病院に出てきてくださり、見学がひと段落するかしないか、お昼の時間になると院長先生とお昼ご飯を食べに行くこととなり、その後そそくさと翌年度の勤務がきまっていました(近所でのお昼ご飯が、いわゆる面接だったのかな、と後々思いましたが)。

さて、当院、循環器専門病院です。前述のとおりPCIの件数は多く(かと言って、適応のないもしくは患者さんのためにならないPCIをすることはありませんし強制される事もありません)、新しいデバイスの導入も早いと思います。外科のバックアップも十分で、診断後緊急CABGの依頼もとてもしやすく、Rota-blatorの使用認可施設です。専門医によるナビゲーションシステム(CARTO SOUND、EnSite…)使用下の不整脈ablation、CRT-D植込みも定例的に行っています。

さて、前述のとおりフットワークが軽く緊急例(CABG、Fogarty…)の相談もしやすい心臓血管外科は年100件以上の開胸手術を余裕でこなし、低侵襲治療(TEVAR、EVAR)を積極的に行っており(2014年12月現在内科外科合同でTAVR; 経皮的大動脈弁置換術の施設認定を受けるべくプロジェクト進行中)、実技的にも症例学習的にも、スキルアップしたい循環器内科医に最適な環境です。

治療のメインとなるカテ室・オペ室ですが、biplaneシネのカテ室2室、hybrid room(カテ&オペ室)1室、通常オペ室1室の計4室で治療を行っており、hybrid roomでEVT後のTEVARをやっていると思えばbiplaneカテ室で診断カテーテル、もう一つのbiplaneカテ室で不整脈ablationが始まり、TEVARが終わったかと思えばそのhybrid roomでAMIのprimary-PCIが始まるなど…、忙しくも充実した日々です。日によりカテ室医、病棟医、外来など役割分担があり、カテを触らない日があることにはあるのですが、それでも当番制にすることでスムースな治療が可能となっています。カテ当番の日であれば自分の担当患者さんは、各分野の上級医とともに、原則自分でPCI、EVT、ablation、ペースメーカー治療など行います。(来院後1年間はPCIはできない、というのが当院の方針ですので1年以上居ていただいたほうがいいかと思います。当院のPCI時の治療方針、流れなどを十分に習得いただく期間です。実感として1年経過するのはものすごく早いです。)

専門病院なのでコメディカルのパワーもすごい。これはぜひ見学に来ていただいて、そして一緒に働いていただいてそのパワーを体感していただきたいです。

さてさて、実技的な面だけでなく内科も外科も実はacademicです。FACC(fellow of American College of Cardiology)かつCVIT名誉会員の顧問治田医師の指導のもと、国内学会はもとより海外学会での発表も積極的に行っており、論文作成もしており(Circulation掲載者が2人、FESCが1人いて指導も受けられます!)、内科だけでも留学経験者3人(そのうち1人は当院バックアップの元)、留学予定者1人(当院バックアップ予定)、etc …。(まあ、そういった事は有数の治療件数があればこそで、どのような形であれその結果をフィードバックしていくのは当然の使命なのですが)、実技だけではない病院です。かく言う私も、ここに来るまでacademicな事にはあまり興味がなく、今だから言えるのですが自分の発表の意味すら理解できないような『おんぶにだっこ』の発表が多かったのです。

しかし、ここにきて留学経験のある指導医のアツイ指導のもと、自分でデータを収集し自分で検定し自分で発表データを作成し、学会で発表する、なんて事がある程度自分でできるようになりました。基礎的な所からみっちり教えてくださり、その過程には先輩が得られてきたtipsも多く、そして達成感もあり、次につなげられる…。成果も得られ、幸運にも2015年ACCでの発表の機会を得ることができました(うれしい!)。この病院に来るにあたり実技的な事ばかり期待をしていたので、こんなしっかりした指導体制があることに驚きでしたし、自然とそういう形になれたのは嬉しかった事でした。

日本循環器学会指定『研修施設』、CVIT専門医・認定医『認定施設』(内科部長はCVITの代議員!)、日本不整脈学会認定不整脈専門医研修施設、諸々各専門医認定医の取得が可能です。(私もCVITの認定医を取得でき、まもなく循環器学会専門医の取得ができそうです。)

さてさて、人として生きていますので、仕事ばかりではありません。privateを充実させたい人にも朗報で、病院生活はon-offがはっきりしています。土曜日は午前中診療をしており隔週で外来当番・病棟当番がありますが、その他当直・待機がなければ土日完全フリーの週もあり、ご家族と旅行に行かれる先生、泊まり込みでスキーやスノーボードに行かれる先生、(特殊な例としてはトライアスロンの大会に出られる先生…皆生と佐渡島のトライアスロン大会のシード選手…)、自由に過ごされています。なかなか個性豊か。色んな余暇の過ごし方も学べるかもしれません。

シーズン毎にある院内行事も実は面白い…。なんだか当院の特色としてかなり推している院内旅行というのがあるのですが(実際自分かなりナメていましたが)、同年代の普段なかなか話せなかったコメディカルのみんなと、一気に仲良くなれました。(おすすめ行事!)

さてさて、当院は長年の実績があり、循環器専門病院として地域住民や開業医の先生からの信頼は厚いのですが、マンパワーの問題で対応しきれない部分もあり、若い力を必要としています。全くつながりのないような病院に来るのは少し腰が引けるところもあるかと思いますが、当院に興味のあるような熱意や向上心のある方に、サポートは惜しみません。医局の所属や出身大学による垣根は全くありません。

当院での勤務に興味をもたれたら、ぜひ見学にいらしてください(見学にも補助があるようです…内緒ですが)。やさしい医局秘書さんにご対応いただきます。見学  後時間があれば、ぜひ一杯行きましょう(この文章を書いている私自身は弱いので、酒豪をご希望であれば依頼してみます)。 一同お待ちしています。

2017年4月 文責 AH

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