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WCD -着用型自動除細動器- Wearable Cardioverter Defibrillator

着用型自動除細動器(以下、WCD)は、心電図を常にモニタリングしており、致死性不整脈(心室頻拍や心室細動など)を検出した際に自動で電気ショックを行い、致死性不整脈の停止を試みます。

着用型のため、手術など侵襲的な手技が必要なく、すぐに使用が可能です。

致死性不整脈による心臓突然死のリスクが高いことが予想されるものの、すぐに植込み型除細動器(以下、ICD)治療などの対応が出来ない方を対象に、最長3か月使用することが出來ます。
WCDを用いることで、患者さんの状態に合わせた治療計画を立てることができ、より適切な時期での治療が可能となります。

着用型自動除細動器

対象となる方

ICDの適応の可否が未確定の方
(急性心筋梗塞後の致死性不整脈など)

ICDの適応はあるが、他の身体的状況により直ちに手術が行えない方

感染などの理由で一時的にICDを抜去する方

説明動画

画像・動画提供:©旭化成ゾールメディカル株式会社