心臓リハビリテーション |
心臓リハビリテーションセンターとは?


リハビリテーション(Rehabilitation)は、ラテン語のre(再び)とhabilis(適した)が語源と言われています。再び適した状態に戻るために、行われる全ての医療行為(検査・治療・運動・教育・指導など)がリハビリテーションです。
当院では、言葉の意味を踏まえ、チームで協力しリハビリテーションに取り組んでいます。
リハビリテーション課 課長 理学療法士 越智裕介

当センターでは2022年よりImstagram(インスタグラム)を開設しました。
地域の方へ、当センタースタッフや当院の活動を紹介しています。
ぜひみなさんご覧ください!
MedEx Club

メディックスクラブでは、心臓病の予防や再発防止を目的とした活動を行っています。
保険診療外の活動なので、終了期限は無く、継続して活用することができます(年度ごとの更新手続きは必要)。運営スタッフは当院の理学療法士であり、心臓病に対する運動の専門家が、利用者様の活動を支えています。
「外来通院のリハビリテーションは終了したけど、継続して専門家の支援を受けながら運動を続けたい」という方にはオススメです!
理学療法士


入院して体力が落ちることで患者さんが困っていることは、「歩けない」「趣味が楽しめない」「不安な気分になる」「食べれない」「眠れない」など様々なようです。
私たち理学療法士の役割は、個々の患者さんが現在感じている生活上の問題点を軽減し、生活の質を向上することが目標です。そのために病状や検査結果はもちろん大切ですが、患者さんの声をよく聞き、生活環境に目を向けることを意識しています。
理学療法士として患者さんに最適な運動を処方し、また多職種で協力して、患者さんを 多方面から支援できるよう心掛けています。
リハビリテーションスタッフ(理学療法士)のとある一日

管理栄養士


最近では「リハ栄養」という言葉があります。「リハ栄養」とは、リハビリ効果を高める栄養療法のことです。
管理栄養士は、運動や日常生活活動に見合ったエネルギー摂取ができるように関わっています。理学療法士や看護師と患者様の嚥下状態、口腔機能、栄養状態、食事の摂取状況などの情報共有を行い、個々に合った食事を提供しています。
最後に、入院生活において、食事は楽しみの一つです。私たちは、患者様の「美味しい!」のために頑張ります。
看護師(2階病棟)


集中治療室(ICU)での治療を終え、一般病棟に移る患者様から「足が弱くなった」という声をよく聞きます。その声から、私にできることは「急性期から活動量を維持して筋力低下などの合併症を防ぐ関わりをすること」だと意識するようになりました。
緊急で入院される患者様の多くは、疾患の重症度に応じて安静が必要になります。
そのなかで、理学療法士と情報共有し、患者様の負担とならない程度のリハビリを兼ねた、日常生活援助を行っています。